永遠に

永遠に

まるで子供のように泣いた

身体の奥深くの塊が
堰を切ったように流れて
自然のあるがまま
身を委ねた

私が許したのはあなただったのか?
私自身なのか?

許したのは遠い過去のことだったのか?
未来に起こる出来事だったのか?

永遠が今に収まり
今が永遠を含んでいる
私の痛みは宇宙に静かに横たわって
安楽と共に流れこんできた

いろんな様相を抱えながら
鮮烈に輝く生命

命を基準に考えたら
あなたと私になんの差があるというのか?

共に
生じ滅し
笑い歌い讃えながら
宇宙の戴きに触れ沿う

息づいていく
永遠にずっと

形を変えながら

魂の遍歴を経て

ずっとずっと
共にずっと…..

 

☆☆☆☆☆☆☆☆

自分の奥深く眠っていた何かが

溢れたように流れた時があった。

今でも不思議に思う......

その体験を詩にしました。